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🏡注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット🏡

2025.09.15

担当:前田 (本社)

家づくりを考えるとき、多くの方がまず悩むのが「注文住宅にするか、建売住宅にするか」という選択です。どちらも同じ「マイホーム」ですが、建て方や購入の流れ、費用、将来の暮らしやすさに大きな違いがあります。

☆彡注文住宅とは?自由設計で理想を叶える家☆彡

注文住宅は、建築主が土地を選び、工務店やハウスメーカーと相談しながら一から設計する住宅です。間取り、デザイン、設備、素材に至るまで自由度が高く、「家族のライフスタイルに合わせた唯一の家」をつくれるのが最大の魅力です。たとえば収納を多くしたり、吹き抜けを設けて開放感を出したり、将来の子育てや二世帯同居を考慮した間取りにするなど、細かな要望を反映できます。

✪建売住宅とは?完成済みで購入できる住まい

建売住宅は、あらかじめ土地と建物をセットで不動産会社や住宅メーカーが販売している住宅のことです。すでに建物が完成している場合が多く、実際の間取りや日当たりを見てから購入できるため、完成後のイメージ違いが起こりにくいという利点があります。また価格が明確で、住宅ローンの手続きもスムーズに進むため、購入から入居までの期間が短いのも特徴です。その一方で、間取りやデザインはすでに決まっているため「もっと収納が欲しい」「キッチンを広くしたい」といった変更はほとんどできません。

?注文住宅と建売住宅はどんな人に向いている?

注文住宅は「自分たちの理想を形にしたい」「将来を見据えて細部までこだわりたい」という方に向いています。家づくりのプロセスを楽しめる人、時間をかけてでも自分らしい家を建てたい人におすすめです。
一方、建売住宅は「予算を抑えて早く入居したい」「手間をかけずに新築を手に入れたい」という方に向いています。共働きで打ち合わせの時間が取りにくい家庭や、転勤・出産などで早めの入居を必要とするケースにも適しています。
つまり、こだわり重視なら注文住宅、スピードやコスト重視なら建売住宅、と考えると判断がしやすくなります。

・注文住宅のメリットとデメリット
注文住宅は「世界に一つだけの住まい」を実現できる大きな魅力があります!

・注文住宅のメリット(自由度・性能・デザイン性)

注文住宅の最大のメリットは、間取りやデザインを自由に決められる点です。家族構成やライフスタイルに合わせて「子ども部屋を将来分割できるようにする」「リモートワーク用の書斎をつくる」「ペット専用のスペースを設ける」といった細かな要望を反映できます。また、断熱性能や耐震性能など、住宅の基本性能にこだわることも可能です。最新の省エネ設備や高性能な建材を取り入れることで、光熱費を抑えつつ快適に暮らせる住宅を実現できます。さらに外観デザインやインテリアも自由に選べるため、街並みの中でも「自分らしさ」を表現できるのが注文住宅の大きな魅力です。

・注文住宅のデメリット(費用・工期・打合せ負担)
一方で、注文住宅にはいくつかのデメリットも存在します。まず費用面では、自由度が高い分、こだわればこだわるほど予算が膨らみやすくなります。標準仕様からグレードを上げたり、特注の建材を選んだりすると、数百万円単位で追加費用がかかることもあります。工期についても、土地探しから設計、施工、完成までに通常で8か月〜1年程度を要するケースがあり、急いで入居したい人には向きません。さらに、間取りや設備を決めるための打ち合わせ回数は10回以上に及ぶこともあり、共働き家庭では時間的な負担を感じる場合があります。理想の住まいをつくれる反面、時間・コスト・労力が必要になる点を理解しておくことが重要です。

★建売住宅のメリットとデメリット

建売住宅は、完成済みの家をそのまま購入できる点が最大の特徴です。費用や手間を抑えつつ短期間で新居に入居できるという利点がありますが、自由度の低さや仕様の制約といった注意点も存在します。ここでは、建売住宅の強みと弱みを整理していきましょう。

・建売住宅のメリット(価格・スピード・コスト感)

建売住宅の最大の魅力は「価格のわかりやすさ」と「入居までのスピード」です。建物と土地がセットで販売されており、総額が明確になっているため、予算を立てやすくローンの計画も組みやすいというメリットがあります。さらに、完成済みであれば購入から1〜3か月程度で入居できるケースも多く、急いで住まいを必要としている家庭には非常に適しています。仕様があらかじめ決まっているため設計費用なども不要で、同じエリアの注文住宅に比べてコストを抑えられる点も大きな強みです。また、完成物件を実際に見学してから購入を決められるため、間取りや日当たり、住み心地を体感できる安心感もあります。

・ 建売住宅のデメリット(間取り制限・仕様の画一性)
一方で、建売住宅のデメリットは「自由度の低さ」です。間取りやデザインは販売時点で決まっているため、「収納を増やしたい」「キッチンをもっと広くしたい」といった要望はほとんど反映できません。また、同じ分譲地内に似たような外観や間取りの住宅が並ぶため、個性を出しにくいのも特徴です。さらに、コストを抑えるために標準的な仕様や設備が使われることが多く、断熱性や耐震性といった性能面が注文住宅より劣る場合もあります。将来的にリフォームやリノベーションを考えると、間取りの制約から大きな改修が難しいケースもあるため、購入前にしっかり確認しておくことが重要です。

■注文住宅と建売住宅の比較表でわかる違い■

項目注文住宅建売住宅
設計の自由度高い(間取り・設備・素材を自由に選択可能)低い(既に間取り・仕様が決定済み)
費用幅が広く、こだわるほど高額になりやすい比較的リーズナブルで総額が明確
工期・入居時期契約から完成まで8か月〜1年程度契約後、数週間〜数か月で入居可能
打ち合わせ多く(10回以上になる場合も)ほとんど不要
性能高断熱・高気密・耐震など希望に応じて選択可能標準的な仕様でコスト優先の場合が多い
外観・デザイン個性を出せる(世界に一つの家)周辺と似たデザインになりやすい
資産価値立地・設計次第で高く評価されることもある横並びになりやすく、将来の売却価格も類似
向いている人理想を実現したい人、家づくりに時間をかけられる人早く新居が欲しい人、コストを抑えたい人

~まとめ:注文住宅と建売住宅、どちらを選ぶべき?~

注文住宅と建売住宅には、それぞれ明確なメリット・デメリットがあります。

  • 自由度を優先したい人 → 注文住宅
    理想の間取りやデザイン、性能にこだわりたい人は注文住宅が最適です。時間やコストはかかりますが、その分「唯一無二の住まい」を実現できます。
  • 手軽さとコストを優先したい人 → 建売住宅
    入居までのスピードや価格の分かりやすさ、立地の良さを重視するなら建売住宅が向いています。

最終的には、

  • 「自分や家族にとって何を優先するか」
  • 「どんな暮らしをしたいか」

を明確にすることが、後悔しない住まい選びにつながります。

後悔しない家づくりのを選びましょう🎶

この記事を書いた人

本社
前田 (本社)

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